<当たり前>

当たり前だけど、12月と3月って31日まであるよね。

 

『すべての物事には始まりがあり、終わりがある。』

なんてことが、よく言われる。

 

 

一見『終わり』というと寂しい気持ちになるけれど、終わりは『新たな出会い』をもたらしている、とも言える。

 

 

卒業という学校生活の終わりは、進学や就職という『新たな出会い』をもたらす。

破局という男女関係の終わりは、どこかにいる未来のパートナーとの『新たな出会い』をもたらす。

引越しという居住の終わりは、新しい土地との『新たな出会い』をもたらす。

 

 

身近なものでも、『終わり』は『新たな出会い』をもたらしている。

 

 

食器を割ってしまうことは、別の食器との新たな出会いのはじまり。

睡眠が終わる『起床』は、次の1日との新たな出会いのはじまり。

ものの所有を終える断捨離は、そこにあった新たな空間との出会いのはじまりだ。

今日は、3月31日。

明日は、4月1日。

きっと明日から、新しい何かを迎える人は多いだろう。

 

 

年度の『終わり』が、たくさんの人に『新たな出会い』をもたらしているわけだ。

 

 

『新しい出会い』を気持ちよく迎えるためには、『終わり』を気持ちよく迎える必要がある。

その『終わり』は人によって様々。でも、多くの人に共通する『終わり』はなんだろう。

 

 

色々あるだろうけれど、その1つが『12月31日』『3月31日』という日付だと思う。

 

 

『にしむくさむらい』なんて覚え方があるように、ぼくたちが使っている太陽暦には『月の大小』、つまり日数が多い月と少ない月が存在する。

そんな中、31まである月は、日数を欠いていない、いわば『完全体』の月である。

 

 

『12月と3月が、両方31日まであること。』

これはとても理にかなったことだと思っている。

 

 

だって、想像してみてほしい。

12月が30日までしかなかったら?3月が29日までしかなかったら?

 

 

大晦日の日付が12/30だったら、

その日付から『1年の終わる感じ』は感じられないし、その物足りない感は、結構大きいものである。

年度末の日付が3/29だったら、

見た目も美しくないし、31日という幻がちらついて、新生活への準備が気ぜわしくなってしまう感じがする。

 

 

12/31。3/31。

この日付が持つゆとり、安定感が、人々にもたらすものは大きい。

そして、31日という数字によって、その月の『終わり』を気持ちよく迎えた感がすごい感じられる。

 

 

世界中のヒトの行動をコントロールしている暦は、誰もが『終わり』を気持ちよく迎えられるように、配慮をしてくれているのかもしれない。

当たり前にやってくる31日にちょっぴり感謝して、『新しい出会い』を気持ちよく迎えましょう。

 

 

では、来年度もよろしくお願いいたしやす。

 

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