瀬戸弘司というYouTuberが本当に好き。

瀬戸弘司というYouTuberが本当に好き。

良いコト・ヒト

テクノロジーの進化によってできた革命的な職業の1つ、YouTuber

2015年に発表された、「好きなことで、生きていく」っていう衝撃の文言。

「とにかく真面目に働く」ことが美だと考えがちな日本人たちに、多くの反響(や、反感)を呼んだことは記憶に新しい。

賛否両論はあれど、ここ数年でその経済圏はかなり大きくなり、1つの職業として無視できなくなってきている。

まあYouTuberの賛否は置いておいて、この記事は好きなYouTuberの話。

もちろんHIKAKINやはじめしゃちょーなど、日本トップクラスの『超メジャーどころ』も見るけれど、YouTubeをそんなに見るわけではない。周りの友人には、もっと沢山の視聴をこなしているヘビーユーザーは結構いる。要は、大してYouTuberを知っているわけではない。

そんなぼくが一番好きなのは、瀬戸弘司さんだ。

なぜ好きなのか。今回は自分の『瀬戸弘司の動画』への愛を、とことん言語化していきたいと思う。

瀬戸弘司さんのチャンネル→ https://www.youtube.com/user/eguri89/

瀬戸弘司さんは、UUUM(日本のYouTuberのマネジメントをする最大手の『事務所』)に所属するYouTuber。

主に商品・サービスのレビュー自分の作品についての動画を投稿している。

(また、結婚もしており、しずえさんという奥さんと収録した和気藹々としたものもよく投稿されている。)

そんな瀬戸弘司さんの好きなところを簡単にいうと、以下の3点。

  1. 見た目とキャラクターから感じる、圧倒的『親近感』
  2. 豊富な知識を用い、正確で正直なレビューをする圧倒的『信頼感』
  3. 視聴者に過度な要求をしない、圧倒的『潔さ』

1つずつ、詳しく語っていきたいと思う。

①見た目とキャラクターから感じる、圧倒的『親近感』

瀬戸弘司さんは、1980年生まれ。だから2018年現在、37歳。

さらに若干白髪混じりの髪の毛で、お腹も少し出ている、その容姿。

正直に申し上げると、彼はモデルや俳優のような、世間一般に置ける『(容姿)イケメン』とは程遠い。

正直、『おじさん感』は否定できない。

ただ、その『おじさん感』がたまらなく好き。

そして、動画の中で『おじさん感』を遺憾無く発揮しているところ、そこが好きだ。

彼のように、自分の『ネガ(ネガティブ)』な部分(もしくはネガになり得る部分)を上手く活かせる人を、ぼくはとても尊敬している。

それと同じ感じで、俳優としての星野源や女優としての渡辺直美、芸能人の大久保佳代子なんかも結構好きだ。

クラスに1人はいる『あまりかわいいとは言えないけど、コミュ力が抜群に高い女子』も、とても尊敬している。

一流とは一見『かけ離れた』自分の『ネガ』を上手く使い、逆に長所にしてしまう一流たち。瀬戸弘司さんもその1人だと思っている。彼にとって、おじさんということは最高の武器になっているんじゃないかな。

例えば、この動画のこのシーン。

瀬戸弘司さんが自分の体のサイズを測るため、ZOZOSUITを着用する場面だ。(30秒程度、騙されたと思って見て欲しい。)

正直彼は、「スタイルが良い」とも、「顔が良い」とも言いづらい。

だが、そこが良い。

ネガをポジティブに昇華することにより、まるで『知り合いのおじさん』のような、圧倒的な安心感、親近感を感じさせている。

時に若干自虐的になるところも、たまらなく面白いし、親近感が沸く。きっと彼が人気を誇っているのは、このような俗に言うおじさんとしての『かわいさ』が大きな理由なんじゃないかな。

これは転じて、「自分を包み隠さず披露している」という点から、次の項の『信頼感』にも関係していると思う。

では、次に行こう。

②豊富な知識を用い、正確で正直なレビューをする圧倒的『信頼感』

上で申し上げた通り、彼は商品レビューの動画がとても多い。
(記事執筆時、最新の動画50本のうち、30本以上が物・サービスのレビュー系の動画である)

https://www.youtube.com/user/eguri89/

そして彼は、商品について自分が思ったことを正直に商品紹介してくれるYouTuberだ。

「そんなの当たり前のことじゃん」という声が聞こえそうだれど、これをできていない人が意外と多い。

と言うのもまず、『商品紹介』で我々にとって身近なものは、アフィリエイトブログやキュレーションサイト(まとめサイト)、そしてYouTubeだと思う。

その中でよくあるのは、主となる商品紹介の目的が「お金稼ぎ」になってしまっていること

例えば、iPhoneケースを購入するために下調べをするとする。

【iPhone ケース オススメ】みたいな検索ワードでググると出てくるのは、『オススメのiPhoneケース10選』みたいなページだ。

そのほとんどは、数々の商品の説明だけをピックアップして、1つの記事に書いたもの。それは単にネット上の情報をまとめた『二次情報』でしかないから、肝心の使用感や感想は記されていない。

なぜ10個集めた記事を作るかって、その方が作るのが簡単で利益も得やすいからだ。でも稼ぎを一番の目的とする人が多すぎて、このような薄っぺらい情報が世の中にはびこりすぎていると思うんだよね。

確かに、このような『情報をまとめたもの』にも需要は存在するし、『情報群を俯瞰して見る』時に使えることはあるから、全否定するつもりはない。

けれど、そんな商品紹介を見ても得られるものはアマゾンの商品説明ページとほとんど変わらない。そして、商品説明なんて『企業側の視点』でしか書かれていない。だからこんな二次情報ばかりが載せられたサイトでは、消費者にとって有意な情報はかなり限られている。

物を紹介する上で本当に価値のある、有意な情報ってのは、まとめのような机上論ではない。

『消費者側の視点』から、実際の使用感などが書かれた『現実』の記事だ。

一次情報を客観的事実で述べられているものが、一番強い。

そして、その商品を買ったことによるメリット、デメリットなどが詳細に分かればわかるほど、そのレビューの価値は上がると思っている。

一方で瀬戸弘司さんは自身の豊富な知識と、自分の豊富な経験や、様々な見方から見た商品の現実を動画で取り上げることができていると思う。時々ふざけるけれど、その視点は、結構フラットだ。

瀬戸弘司さんの独特のユーモアセンスを交えながら語られているのが彼の真骨頂。

例えば、このKOKUYOの新しい椅子、ingの動画では、既婚の30代の男性が、なぜその商品を買ったのかという『経緯』と『最初の使用感』が詳細に語られている。

このingについての動画は3つに分割されており、視聴者はその商品を買わずとも、この商品のディテールを知ることができる。

動画という情報量の多さもうまく活かし、使ってみた正直な感想を語る彼の動画は、本当に勉強になる。

また商品知識が多いことは、私たち素人にもわかりやすく説明ができることに繋がっている。

下の動画は、彼が『寄れるレンズ』について力説している動画だ。

本当に視聴者の気持ちをよく考えているな、という印象だ。

分かりにくい単語は噛み砕き、できるだけ多くの視聴者にカメラレンズのことを理解してもらおうという魂胆が見られる。

『相手の気持ちを考える』ことを、かなり高いレベルで追求しているYouTuberだと思っている。

これは次の項でも触れる、『潔さ』でも言えると思ってる。

③視聴者に過度な要求をしない、圧倒的『潔さ』

ある意味、ここが彼の一番素晴らしいと思うところだ。

というのも彼は、YouTuberにありがちな視聴者への要求をほとんどしない。

それは何かというと、『チャンネル登録よろしくお願いします』の文言である。

YouTuberという職業がなぜ生まれているかを簡単にいうと、チャンネル登録者数や視聴数などの人気という価値が数値化され、可視化されるようになったからだ。

間違いなくこの『チャンネル登録者数』という数字は、YouTuberの『価値』を測る上で、重要な尺度の1つである。

だから多くのYouTuberは『チャンネル登録よろしくお願いします』とかそれと同じ意味の『Please subscrive!』とよく言う。これについては気持ちもわかるし、全然悪いことではないとも思う。だから、別にどう思うということもない。

HIKAKINさんのアルミ玉の動画のワンシーン。https://youtu.be/LrxsE-tbR48

でもこの瀬戸弘司というYouTuberは、視聴者に対してチャンネル登録の要求をほとんど行わない。(見落としがあるかもしれないけれど、目立って要求しないのは明らかである)

動画の終わりには、変な帽子のおじさんが変なダンスをする、シュールな映像が流れる。これも一興。

チャンネル登録の要求をしないことにどういう目的があるのかは知らないけれど、彼なりに何らかの意図はあるんだろうな。

まあその目的はともかく、時には押し付けがましく感じる『要求』をカットしている事に、ぼくは何らかの潔さを感じる。広告など、押し付けがましさに溢れた世の中に疲れているからかもしれない。

だからぼくは、彼の『潔さ』が好きなのだ。

まとめ

瀬戸弘司さんは、いい意味で自分を包み隠さない。とにかく、『正直』だ。

また、有名になろうともあくまで商品の『消費者』『使用者』という立場を崩さずに商品紹介を行う、短期的な利益を求めようとしない『潔さ』も持ち合わせる。

彼のチャンネル登録者数は日本で44位(記事執筆時)だけど、YouTuberとしての価値はチャンネル登録者数だけで語れるものではない。

もちろん自分の趣味と合致している、という点が一番大きいのだけれど、ぼくは日本で一番素敵なYouTuberだと思っている。

これからも、そんな彼をずっと応援して、動画を楽しみに待っていきたい。