<当たり前>

当たり前だけど、「おつかれさまです」ほど、便利な挨拶はないよね。

 

「おつかれさまです」

「おつかれ〜」

「おつかれさま!」

 

”日本で、1日に何回この言葉が発せられていることだろうか?”

・・・ふとそう思うくらい、この「おつかれさまです」って言葉はぼくたちの周りでたくさん使われていると感じている。

 

今日は、皆様の「おつかれさまです」について警鐘を鳴らそうと思います。よろしくお願いします。

 

 

ぼくらの周りは、「おつかれさまです」で溢れている。

 

例えば『一般的大学生の生活』というシチュエーションで考えてみる。

学校では、ゼミの授業が終わった時、先生と会った時、友達と別れる時。

部活やサークルでは、先輩にあいさつする時、後輩とあいさつする時、顧問にあいさつする時。

アルバイトでは出勤する時、退勤する時、前の作業の引き継ぎをする時。バイト先に電話をかける時とかもそうだ。僕らの周りの環境は、「おつかれさまです」という言葉で溢れている。

 

 

そしておそらく社会人になっても、「おつかれさまです」って言葉は度々用いられるのだと思う。

ぼくたちにとってこの言葉は、もはや無くてはならないものとなってしまっている。

 

 

なぜかって、「おつかれさまです」は、本当に汎用性が高い言葉だからだ

 

「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」と違って、どの時間帯でも気兼ねなく使える

さらに多少相手を気遣っているから、相手にとって聞こえがかなり良い。程よくフォーマルで、程よくカジュアルだ。

さらに、一聴”ねぎらっている”ように聞こえるけれど、これといって何かの意味を持っているという訳ではない

 

「ありがとう」とかより、言う時に何の条件もない、万能なあいさつが「おつかれさまです」なのである。

ちなみに挨拶とは、

人と人とが出会ったときや,別れるときに交わす儀礼的な動作や言葉。また,その言葉を述べること。
相手に敬意・親愛の意を示す行為で,対人関係を円満にし,社会生活を円滑にする。   三省堂 大辞林

 

もはや、

「おつかれさまです」=最強のコミュニケーションの円滑剤

であることは間違いない。

きっと周りは、便利すぎる「おつかれさまです」を無意識のうちに使ってしまうくらい、日本人全員にとって便利な言葉だ。

 

 

・・・と、完全に思っていたのだが、意外とそうでもないらしい。

 

「おつかれさまです」の認識の世代間ギャップ。

 

ぼくが普段接することが多いのは、歳が近い人(つまり20代までの若者)。それ以外は、せいぜい30〜40代の社会人だ。

(親戚にはもっと歳が上の人もいるけれど、そもそも親戚には「おつかれさまです」は使わない。)

そこは「おつかれさまです」が当たり前の環境だったから、自分の中で「おつかれさまです」は日本最強の挨拶だと思っていたんだけど、調べたら意外とそうでもないらしい

 

と言うのも、なんと人生の大先輩の3分の1が、挨拶としての「おつかれさまです」を使わないという調査があるのを見つけたのだ。

 

タモリが「お疲れ様です」は目上の者に使ってはいけないと指摘 波紋呼ぶ

 NHK放送文化研究所・塩田雄大氏のアンケート調査によれば、
その日に会った冒頭の挨拶として「お疲れ様です」を使う人は、60歳以上では36%。20代、30代では59%にのぼる
年配者が使う頻度が高いはずの言葉を、逆に若い世代ほど多用しているのが現実だ。

 

さらにこの調査を行ったNHK放送文化研究所・塩田雄大氏の論文にはその詳細のデータ、グラフが公開されていたので、拝借。

引用:https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/research/kotoba/039.html

 

つまるところ、50歳以上の3分の1以上が会話冒頭の「おつかれさまです」をおかしいと思っているわけだ。

(このデータは『会話冒頭の』という条件だから、『あいさつとしての「おつかれさまです」が50歳以上には通じない』ということを示せるデータとしては不十分だ。でも、おつかれさまですの捉え方が大きく異なるということは示している。)

 

ぼくからすると、まず『(おつかれさまは)年配者が使う頻度が高いはず』—つまり、『目下の人が目上の人に使うのは失礼にあたる』という指摘自体に違和感を覚える

別にぼくたちは、目上の人を上から目線で見ているつもりは1ミリもない。あくまでコミュニケーションの円滑剤のような感覚で「おつかれさまです」を使っているだけなのだ。

そしておそらくだけどさっきも言った通り、ぼくたち若年層の大半は、同じ意見だと思う。

「おつかれさまです」を上手く使おう

 

「おつかれさまです」を【あいさつ】と捉えるか、【ねぎらいの言葉】として捉えるか。

リンク先でも指摘されている、この『世代間ギャップ』があることは明白だと思う。

残念ながら法律とかでこれを是正することはできなさそうだから、ぼくたちが「おつかれさまです」の使い方を少し考えた方がよさそうだ。

なぜかって、色々な意味で、ぼくたちが先に動いた方がずっと効率的だから。

 

だからと言って別に、若い人たちに「おつかれさま」を使うな、と言うわけではない。

「おつかれさまです」を『ねぎらいの言葉』と捉える人生の先輩たちに、それを「理解してほしい」と申し上げる訳でもない。

 

ただ、この記事を通して言いたいことは、【「おつかれさまです」は、意外と万能じゃなさそうだよ】ということ。

ぼくたちは、そのことを頭の片隅に置いておけばいい。そして、場面によって使い分けるだけで良い。『あいさつ』が通じる人たちの間では、遠慮なくガンガン使っていれば良いのだ。

なんてったって、便利だもん。最強のあいさつだからね。

 

 

この記事はこれで終わりです。おつかれさまでした。

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