<考える>

当たり前だけど、クリームがスカスカなチョココルネって嫌だよね。

この間、ファミリーマートでチョココルネを買った。

チョココルネってのは、中が空洞になった円錐型のパンの中にチョコクリームが入っている、菓子パンのアレ。『生チョココルネ』という響きの誘惑に負けてしまい、買ってしまった。

 

 

味は確かにおいしかったんだけど、満足感はあまり残らなかったんだよね。

なぜかって、そのコルネにはクリームが半分も入っていなかったからだ。

 

『有名無実』なチョココルネが多すぎて。

 

実際チョココルネってのは、当たり外れの多い商品だ。

その理由は言うまでもなく、外観で中身の判別ができないから。

空洞の入り口付近だけにクリームを注ぎ込めば、とりあえずチョココルネとしての外観は完成するから、誤魔化しやすいのだ。

 

 

チョココルネの品質を決められるのは、言うまでもなくその『作り手』だけ。消費者は判断することができないから、作り手を信用するしかない。

クリームがいっぱいに詰まっているほど、消費者に満足感を与えることができている、素敵なパン職人であると言える。

逆にクリームがスカスカなチョココルネを作るパン職人は、信用するに値しない

 

 

考えてみてほしい。

パン売り場の数ある選択肢の中から「チョココルネを食べる」と決める消費者は、何を期待しているのであろうか。

 

『クリームが食べたい。』

それがチョココルネを選択する消費者の願いではなかろうか。

 

 

 

その期待を『クリームを入り口付近にしか置かない』ことで裏切る、これがいかに愚かなことだとなぜ気づかないのだろう。

 

クリームをたくさん詰めるだけで、その消費者達は確かな満足を得てくれるはずなのに。

チョココルネのクリームの量は、そのパン屋の懐の深さと、消費者に対しての理解力を意味している。

 

 

コストの問題があるのかもしれないけど、コルネを買おうとしている時点で多少の贅沢をしようとしているのだから、売る側も無理をして低価格にする必要はない。

100円ちょっとくらいなら、値上げをしてもらっても構わない。それで美味しいチョココルネが食べられるのであれば。

とにかく、クリームを詰めないという虚構を犯し、チョココルネというジャンル全体の信頼を下げる行為は慎んでいただきたい。

 

 

どうして、クリームを注ぎ込んでやれないのか。

チョココルネにクリームをいっぱいに注ぎこめるような、懐が深い人間に私はなりたい。

 

 

虚構ばかりの世の中に生きているから、なおさらそう感じるのかもしれない。

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