名古屋・栄が再開発で工事だらけなのはいいけど、壁がダサすぎる件について

名古屋・栄が再開発で工事だらけなのはいいけど、壁がダサすぎる件について

体験談

自分ももう23歳になって、
2010年が10年前とか考えると、

結構ショッキングなのですが

20年も名古屋で生きてくると、

名古屋の各町の勢力図みたいなものも
だいぶ変わってきたように感じる。

その中でも一番大きく感じるのが、栄の衰退

JRゲートタワーモールや大名古屋ビルヂングはじめ、
タワーがボンボン立って名駅一帯で全てこと足りるようになり、

地方の人は、混む東山線に乗って、
わざわざ栄まで出なくても済み、
多くの人が名駅に流れている。

丸栄も無くなって、
中日ビルも一時休館していて、
錦あたりの下品な感じが悪目立ちするようになり、

一時期の賑わいを知る者にとっては寂しいことこの上ない。

ただここ1年くらいで、
サカエチカがリニューアルするなど、

再開発の第一波が来ている関係で、
賑わいを戻しつつある。

そんな進む再開発で、いろいろな建物が工事中だけど、
その工事現場の壁(仮囲い)が、あまりにもイケてない。

全部顔にぼかしがかかった、数々の写真。

肖像権への配慮なのだろうか。

身体にあるはずのものがないと、
不安な気持ちになってしまうものだけど、

顔の全パーツが塗りつぶし加工されている人々の集団。
不安な気持ちを持つ人がほとんどだろう。

夜、暗い道でこの仮囲いを目にすると、薄気味悪さは倍増である

もうちょっと、うまい運用はできないのか。。

昔と比べて寂れているとはいえど、
栄はまだまだ人通りの多い街であって、

肖像権についての意識が(いい意味でも悪い意味でも)希薄になった今、
顔を塗りつぶさないでも、
栄の”壁”に載りたい人は結構いるだろう。

栄の壁に、作品を作りたい学生やアーティスト、
イラストレーターだっているだろう。

例えば、

渋谷で2年前に行われた、
仮囲いを巨大なアートのキャンバスに、壁面上を物語が進行していく、
大規模エンタテインメント作品”A day in the life Shibuya”は、
100人以上の美大生が参加して作られたものらしい。

それが敵わなくても、
栄という一等地の仮囲いは媒体としての力があるわけで、
過度な広告はもとより、
いい感じの(それこそメセナ的な)運用もできそう。

そこまでの発送に至らなかったのはともかくとして、

ただのベタ塗りでも、イラストでも、文字だけでもない、

『人の写真で、顔を塗りつぶす』という、
本当に気味が悪いデザインにしてしまうのはなぜだろうか。

もはや、そういうアートなのではないかとすら思う、
予想の斜め上をいく、栄の仮囲い。

なごのキャンパスはじめ、
名古屋にも新しい風みたいなものが増えてきているだけに、

その中核である栄がこのセンスだと、まだまだ先が思いやられるな・・・という感じ。

もうちょっと、こういうところにも
景観としての美しさに気を回せる人が増えるといいなあ。